正しい姿勢をとるとき、まず意識しなければならないのは骨盤の傾きです。
骨盤が前傾していると、お尻が後にでている姿勢になります。特にバレエの
ポジションをとって、足先を外に開こうとすると、たいてい骨盤は前傾し、
結果、横から鏡に映して見るとお尻が後に出ている姿勢になる場合が多く
みられます。バレエの1番ポジションンから5番ポジションをとって立つ
場合、骨盤を少し起こすという感覚で立つと正しい姿勢に近づきます。
これは下腹部や臀部の筋肉が緩んでいますと、不可能です。バーレッスンを
受けるときには常に骨盤の傾き具合が適切であるか考えながら行ってください。
意識をしながらレッスンを継続することで、少しずつ改善していきますから、
根気よく努力しましょう。