バレエのレッスンでは通常レオタードにタイツといったバレエの稽古着を着て行います。
バレエは身体のラインを見せる踊りですし、どんな動きでも乱れがないようレッスンをする
ときは身体にピッタリとフィットしたウエアを身につけます。レオタードとタイツを身に着けた
上にボレロや巻スカート、レッグウォーマーなどを重ねて身につける場合もあります。
バレエを始めたばかりの皆さんは体型が気になり、レオタードなどとても着られないと思う
方もいらっしゃるようです。しかし逆にあえて自分のボディラインをさらけだすことによって、
下腹部や二の腕のたるみを直視し、それを改善すべく努力していこうと自分を奮起させる
こともできます。バレエは美容体操ではありませんが、バレエという芸術を追求していくこと
が結果、自分のボディラインをよくすることにもつながっていきます。稽古場で鏡をみながら、
自分を磨いてください。努力したものは必ず自分に返ってきます。身体を引き締めることは、
心を引き締めることにつながります。結局は心のありようが外見に現れてくるのです。